2018年09月20日

テスト版動作不具合の件

テストプレイヤー応募してくださった方々と、考え中の皆様への連絡です。テスト版ですが
IMPERIALIZER.exeのバックグラウンドでの実行箇所が日本語だと起動しないという不具合が発見されました。 バックグラウンドでの実行箇所とはC:¥ユーザー名¥tempなどです。 つまり、『ユーザー名』の部分が日本語の方が起動できていない状況です。けっこう大きなバグな上、仕様レベルの不具合で簡単に直せるものではないので取り上げておきます。一応、ユーザー名が半角英数の方々は特に影響はありません。

解説しますと、前回(去年)の体験版はRubyのバージョン2.0で書かれております。
その後、作業用PCが壊れまして、新環境に移行した時にRubyをバージョン2.3で導入致しました。このバージョンだとexeにしたときに実行ディレクトリの日本語部分ををエンコーディングできないというエラーが起きるようです。

つまりなにも起きないままに落ちます。

対応としてRubyのバージョンを下げて全体チェックしなおすか、exeを作るパッケージングを別方向で模索するかなどを考え中です。ある程度時間がかかると思います。

以下は、現段階のゲームファイルでエラーを回避する方法ですが、多少面倒な手順が必要になります。

方法@
ユーザー名のパスを日本語にする

確実ですがこれはかなり面倒臭いです。一ゲームのためにそこまでして頂くのは申し訳ないですし推奨はできません。興味があれば「windows10 ユーザー名 フォルダ 変更」でググってください。


方法A
一時ファイルの実行箇所を変更する

@ほどではないですが、多少面倒です。
コンピュータ→システムの詳細設定→環境変数と進むと、TEMPに書かれている部分がお使いのPCで一時ファイルを実行している箇所です。ここを日本語ユーザー名を含まない場所に設定することで、一応回避できます。PCのデフォルト設定を変える行為なので、人によっては抵抗もあるだろうというのがマイナス点でしょうか。


方法B
待つ

実行可能になるようにちょっと頑張ってみます。最終的にどういう形に落ち着くかはまだ見えていません。

以上、取り急ぎ報告でした。
posted by 渡鳥之 at 01:22| Comment(0) | お知らせ

2018年09月17日

テストプレイヤー募集のお知らせ(新)

テストプレイをやってもいいよという方を募集開始します。

参加表明される方は私のツイッターへDMするか、公式サイトフォームメールからご連絡ください。以前のテストプレイに応募の経験があるなら直接メールでも構いません。

募集の締め切りなどは今のところ考えていません。ゲーム自体としては10章までプレイ可。調整まで終了。想定プレイ時間は15時間前後かと思われます。

期間限定の不特定多数公開にするか、募集をかけて反応があった方に託すか迷いましたが、今回も募集という形にします。興味あるけども他人にコンタクトを取るのが苦手な方には申し訳ないですが、まだ公開にはリスクが大きい気がするので。

テスト終了後、もしかしたら公開している体験版を更新するかもしれませんが、その場合でも10章までは入れません。2章までとか逆に減らすかもしれないので、10章までできるのは応募してくださった方のみです。これはテストプレイ参加へのささやかなお礼のつもりです。

※前回からだいぶ時間が経ってしまいましたので、以前ご応募いただいた方も参加希望の場合は改めて一言ご連絡いただければ。変わらぬ関心をまだお持ちかは判断できず、むやみに送り付けるのもあるいは無礼かと思いますので

なお開発中間でのテストプレイヤー募集としてはこれで最後です。
次はエンディングまで作ったときにまた募集するか、限定公開すると思います。



以下は主な変更です。かなり長いのでご注意。また、同じ内容がテスト版にテキストで同梱されています。

●全般

過去バージョンのセーブデータは互換性がありません。
使えるようにする予定でしたが、ゲーム内容の変更多数につき、今回は対応しきれないと判断しました。ご了承ください。

セーブに時間がかかっていたのを修正。

オートセーブ機能が実装されました(デフォルトはON)。
クエストモードでイベント終了時と、編成の変更時に最上段にセーブします(画面右下にAuto-Save is doneのアナウンス)。 必要ない方、使いづらいと思った方はOffにしてプレイしてください。またこの兼ね合いと詰み防止も兼ねて、セーブ最上段はクエストモード専用になっています。

・10章の戦後クエストまでプレイ可です。今後のセーブデータの互換性については未定です。

●操作

・ステータス画面のページ送りを、前回まではホイール長押し+スライドで行っていましたが、
左ボタン長押し+スライドに変わっていますのでご注意を。変更理由は手指の負担軽減のためです。他のホイール長押し系の挙動も同様の変更を行っています。

・調べたい項目にポインタを合わせてホイールボタン押下で専用ヘルプが出ます(長押しではありません)。色々な項目で有効なので使ってみてください。ヘルプのテキストも膨大なので、誤字やウソ情報が含まれている可能性もあります。気づいた方はご指摘ください。また、この項目にヘルプが欲しいなどの要望もあれば極力追加します。

・スクロールバーは今まではホイール回転のみで動かしていましたが、直接掴んで動かすこともできるようになりました。

●システム

イベント分岐用にアライメントを導入。名声・王道・覇道・叡智のパラメータがあり、名声はクリアの仕方で、他は主にイベントの選択肢で変わります。会話時にホイール押下、またはラウフェイのステータス画面で名前欄をホイール押下で確認できます。今回のテスト版では8章で加わる仲間が変わるくらいで、そこまで大きな分岐はありません

トレーニングモード実装。帝国兵相手の疲労や武器消費なしのお試し戦闘です。また会話することで自軍の仲間が色々教えてくれます。最初にトレーニング可となるのは1章の出撃直前です。ベオグライと話してください。終了は敵を全滅させるか、ラウフェイのトレーニング専用コマンド『号令』から行います。

能力ステータスの「器用」を撤廃しました。武器技能が他ゲームにおける器用の役割を充分に果たしており、撤廃した方が洗練されるであろうという判断です。これに伴いステータス画面1頁目で装備中の武器技能を表示するように変更。

・編成画面でステータスなどを参照時、顔グラ下の緑カーソルをクリックで次のメンバーを参照できます。 戦術マップでも「部隊確認」からステータスを参照することでこの機能が使えます(敵部隊にも利用可)

顔ありキャラに好感度を設定。自軍ユニットの場合は高いと章終了時に疲労やLPが多く回復します。イベント発生のフラグにもなっています。その手のイベントは成長率が上がるなど有用なものが多いです。これに伴いステータス画面1頁目の斬防御の表示を撤廃。

・クエスト中の発生イベントですが、右クリックでの移動ショートカット時に発生する特殊イベントを表示するようにしました。表示がなければ特殊イベントはありません。ただし細かいセリフ変更程度の場合は特に表示しません。

・倉庫利用時、『整頓』に矢をD&Dで10本を分離できます。アクティブゲージ調整時などに使ってください。 またアイテム交換時にも11本以上の消費武器は全交換か10本渡しかを選ぶダイアログが出ます(ドロップの際)。

●戦闘

攻撃は武器を選んでからさらに攻撃方法(戦技)を選ぶという仕様に変わりました。戦技は基本的な斬り払いや刺突の他は,武器技能が上がると使えるようになります。戦技は大ダメージを与えるというよりは、搦め手を増やすのが方向性です。ダメージを与えるのみなら変わった戦技より基本的な攻撃の方がバランスがいいと思います。

・盾も防ぐ属性を選ぶ→敵の攻撃属性と一致なら発動に仕様変更しています。敵の盾属性は???と表示され見えませんが、盾を発動させると明らかになります。盾技能は主に強力な盾を扱いきるためのパラメータです。

装備変更後は移動キャンセル不可でしたが、今回からは可にしました(変更は反映)。また乗り降りもキャンセル可になっています。アイテム交換を行ったときはキャンセルできません。

コマンド「位置交換」した後に「位置確定」することで、交換位置で攻撃や魔術を改めて選択可になっています。
位置確定後は移動キャンセルはできません。

防御力を固定数値カットから割合カットに変更しました。これにより、被弾でのダメージゼロという状況は盾や結界が発動しないと起こりません。

・状態異常の仕様を固めました。けっこう変わったシステムかもしれません。詳しくはステータス画面2頁目と4頁目でのヘルプを参照してください。

・魔術や戦技の状態異常は固定値付与が多いですが、一部能力依存のものがあります(筋力×10など)。こういった効果の計算式はステータス画面で当該項目のヘルプを出すことで確認できます。

・3章以降の初期配置変更のシステムを一新しました。 ユニットを直接D&Dすることで位置を変えることができます。

・アンデッドは聖属性以外で倒すと一回だけ復活します。


posted by 渡鳥之 at 19:44| Comment(0) | お知らせ